施設案内

見学料

大人　　　　　300円

中学・高校生　 150円　　

小学生以下　　無料

（３０名様以上の団体は１割引きとなっております。）

横山家の建築様式は、江差地方独特の表（正面、店）から海岸に面した（現在の裏の国道は昭和４０年代に埋め立てた道路）奥まで通路（土間）が続く「通り庭形式」・「ウナギの寝床」といわれる京都などにある建て方に似ていると云われる。

その中には、４棟の土造蔵があり、「野鞘」と呼ばれる外囲いが蔵の上からカバーとして付いている。　細長い、この地方独特の造りである。

奥行き、約70ｍ以上あり、海側に面した「羽根出し」という建物部分はそこに直接、舟（艀船）を着けられる様に、海に突き出した特有の建物になっている。

「ハネダシ」に艀船を直接着け、そこから家の中の土造蔵に北前船がもたらす荷物（米などの商品）を運び入れられる構造になっている。

そして「ハネダシ」の海に面した外壁には、横山家の家紋「イチヤマチョウ」が板で大きく付けられ、来航する船に認識できるようになっているのは壮観である。

また、建物の用材は地場の檜（ヒバ、ヒノキアスナロ）が用いられ、柱などは釘を使うのではなく木製のクサビで止められ、地震にも強い建て方といわれている。

本文　準備中。